「三井銀行100年史」の序文、そこに小山五郎会長はこう寄せています。

歴史は過去の貴重な遺産を明らかにし、万人に伝統を自覚させて未来への展望を開いてくれる。
また、歴史を軽んずる者は現在に誇りを抱くことができない。

昭和51年7月 三井銀行会長 小山五郎


【解説】
歴史を学ぶとは、現代を考えること、人間を考えること、そして、未知のものへの理解を深めることです。
歴史を学ぶことは、過去の出来事をただ知り、暗記することではありません。
歴史学は、視野を広くする学問です。
さらに、過去という異文化と、そこに生きた人々(他者)を理解するなかで、その楽しさとむずかしさを実感することができます。

遠図ではこうした歴史認識をもとに、
企業の過去から、時代とともに育まれたもの、
例えば、存在意義や価値、技術、情熱、哲学、信念等を、築かれた文脈とともに学びます。
一方、企業の現在から、いまだから言えること、
例えば、現在の取組みや普遍性のある言葉と実践を知り、そして、現場最前線の肌感覚の声に耳を傾けます。

そんな、過去と現在の世代間のキャッチボールを通じて、そこに流れるココロ(想い)を継承する。
そして、その想いを受けて形成されるビジョンを次の世代へとつないでいく。

そうした、いわば「温故知新(故きを温ね新しきを知しる)」コンセプトの実践こそ、遠図のめざす周年記念企画にほかなりません。

実績
「三井不動産ファシリティーズ60年誌」
      三井不動産ファシリティーズ株式会社
      ※ 株式会社三友新聞社 受託事業

「三井のこころ 三井広報委員会」
      ※ 株式会社三友新聞社 受託事業
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「三井住友銀行の歴史」
「三井・住友の事業精神」
      株式会社三井住友銀行
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「技術開発に見せられし者たち」
「ツバメックス の歴史」
      株式会社ツバメックス
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「システム精工の歴史」
      システム精工株式会社
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「マコー創世記 マコー新世紀」
      マコー株式会社
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「ワタナベの歴史~創業期~」
      株式会社ワタナベ